理肌のは植物エキスの配合技術

東洋の生命観 ―『精・氣・神』について考える

精・氣・神は、東洋の生命観ではとても重要な概念です。

現代的に考えれば、『精』とは生命力やエネルギーのことです。
『氣』とは、自然界を様々に現象化させる力で、陰という要素と陽という要素が交流することで、次々と変化が起きる働きのことです。自然現象は、すべて陰と陽が交って生まれ、陰陽が交流しなくなれば、どんな現象もすべて一瞬で消えてしまいます。自然界は、陰と陽を複雑に組み合わせることで、多様な現象を生み出しています。もし、陰陽の組み合わせを自由にコントロールすることができれば、理に従う範囲内であれば生命現象も含めて自然現象を動かすことも可能になります。

『神』とは、しんと読み、自然界を支配している理のことです。理がなければ、エネルギーも制御できず、例えば体の中で今一番エネルギーを使う組織に十分なエネルギーを供給することもできず、陰陽の要素の交流で起きる自然現象も無秩序でバラバラになってしまいます。自然界では、四季も巡らなくなります。24節氣は、陰陽の交流が理によって支配され、1年間で15日単位で24の変化が生まれ、その仕組みを支配している理について教えたものです。

東洋の医学や哲学は、この3つの働きについて研究し学ぶ学問の体系です。生命が自然界の理に従い、秩序ある変化を繰り返し、生命エネルギーが無駄に損なわれて健康を失ったり、体と精神の秩序が破壊されて病気になってしまわないようにコントロールする、本来は実践的な学問であったのです。

植物を古典的本草学の陰陽理論で再認識し
理肌領域を実現するために不可欠な植物学の研究

植物を成分分析によって理解する学問は、20世紀で考えられた新しい学問です。植物を医療などに利用する学問は、数千年前からあった学問で、本草学といいました。人類は、植物を成分で理解できなくても、全く別な方法でその効能を賢く利用する方法を体得していました。

東洋の学問では、植物には、体を温めるか冷やすかという性質があり、この性質を、寒・涼・温・熱の四性と平(温めも冷やしもしない)の五種類の働きとして分類しています。これは、植物を用いて、体の中で冷熱の現象を変化させることができるということですから、植物には、もともと陰陽の組み合わせを変える働きがあることを、東洋人は古くから理解していました。

また、植物には、酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛い)の五味があり、それぞれの味は個別に五臓に影響を与え変化を起こします。例えば、酸は肝臓を変化させ、肝臓の影響力が及ぶ組織細胞を動かすことができます。

東洋では植物を五臓六腑の強弱をコントロールしたり、陰陽の作用を変化させ、生命現象を自然にするものとして長い年月植物を利用してきました。食べる方法だけでなく、皮膚に塗布することで、五臓六腑の組織影響力を変化させたり、調整することができることも熟知していました。

植物に、精の強いものと精の弱いものがあることは、誰でも知っています。例えば、自然界で採取できる朝鮮人参は、大変滋養強壮のすぐれた薬草です。

リュミエリーナでは、植物のこれら幾つかの性質を独自の方法で論理的に理解する基礎研究を行っています。皮膚の上の五臓六腑の影響力を変化させたり、エネルギー量を変化させ、皮膚を美しくする力や造形力をさらに高く引き出す研究から、未体験の肌質を実現する理肌商品を開発しているのです。


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